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vol.520 物事を両面から考える

新型コロナ対策の緊急事態宣言以降、自宅待機を強いられる中でかなり大量の本を読みました。

マーケティング、心理学、脳科学、行動心理学、社会心理学、コミュニケーション学など主に学問中心で、基礎・基本・原理原則を学び直し、人生の棚卸しのイメージ、原点回帰のイメージで読み重ね、今後の活動に生かせるよう、細かくまとめて実践・実用できるよう、かみ砕いていっていましたが、その作業中になんとなく手に取った本で深く頷いて、メモをとり、今後の人生の教訓とし座右の銘に加えようと思った言葉です。

「物事を両面から考える」

物事には必ず両面があること、強者の論理があれば必ず弱者の論理があり、
勝った側から見た見方と、負けた側から見た見方、必ず二つある。ということ。

なんだか衝撃が走りました。

これまで読んで学んだ本の内容すべてと自分自身の人生での成功や失敗の体験と相関関係・関連性があり、真理に迫る重要なキーワードとして入ってきました。

心理学・脳科学から、人は無意識レベルではみな自分本位(自己肯定感や承認欲求)で、とにかく他人に認められたいという承認欲求が強く、要は自分のことが大好き・大事、自分さえ良ければ・・と、自己中な生き物であるという結論。

その無意識の感情(心理作用)からくる行動を理性でコントロールしているのですが、この理性が下す判断は人それぞれで、それがいわゆるその人の「偏見」によって情報処理される。

「偏見」とは読んで字のごとく「偏った見方」
この「偏った見方」で人は、チャンスを手にする人もいれば、いつも逃す人、またチャンスに気づかない人。いつも好かれる人、なぜか嫌われる人。尊敬される人、軽んじられる人。と、まさに人生を左右するとても重要な思考のクセ(習慣)です。

ビジネスを安定させ成功に導き、人生を豊かにするのは「対人関係」です。
対人関係のカギを握るのはコミュニケーション力(と、その方法)。
コミュニケーションを支配するのはその人の「考え方」(解釈の基準)です。
その基準(考え方)が偏見に満たされ誤ったものであれば、
やることなすこと思わぬ方向へ行ってしまう。
そうならないためにも「考え方」(基準・価値観)はとても重要です。
※ 自分自身のすべての解釈に影響を及ぼすからです。

そして、「考え方」は思考のクセ(習慣)というだけあって、偏りがちです。

それを健全に保持するために「物事を両面から考える」という言葉は、
いろいろなことに対して結論が出かかっていた自分に、なすべきことをわかりやすく簡潔にまとめてくれた、衝撃の言葉に聞こえ受け入れることができました。

なんだか3週間かけて、この本のこの言葉に導かれた感じです。

とても有意義な自粛生活になりました。

2020.04.28 北九州支店 中川 成一郎

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