私達は何でも「○○道」を求道していきます。
そして悪いことにこれらを変革することを容易に受け入れない頑固さをもっています。

欧米のものに憧れる結果、世界基準を簡単に受け入れてしまうという節操のなさを持ちながら一方で日本基準に固執します。

この二面性があらゆる分野に蔓延していて例えばコピー用紙は国際規格のA版と日本独自のB版が存在します。（ルーツは関ケ原の戦いのときに家康が美濃和紙を使ったためとか）
誰もが不便と思っている元号表記が西暦よりも汎用されています。

米国では自動車の運転時になるべくバックはしないようにと指導して、バックの仕方には触れないそうです。バックをしなくて良いような止め方をしなさいと指導します。
米国と日本では土地の広さは異なるのですから、日本でバックの運転技能を教えるのは当然の事ですが、幅寄せまで時間をかけて教えることに固執してしまう傾向にあります。
「じどうしゃ道」なのでしょう。