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vol.672 家計から企業への所得移転 -親切なアドバイス付き-

本来、家計に入ってくるはずのお金が企業にどんどん流れ込んでいるのをご存じでしょうか。

①利払い ②法人税 ③為替の円安

これらのトリプルで「日本企業は丸儲け」の状態が長らく続いています。日経平均株価も3万円台を突破しています。

マイナス金利を含む超低金利政策は家計から企業への所得移転をもたらし、貸し手である政府や企業に莫大な恵みをもたらした。一方で借り手である金融機関(特に銀行と保険会社)と日本の家計を「負け組」にした。世界的にも法人税の減税が続き、主要国の株価が暴騰している。

コロナの蔓延による各国の大胆な金融緩和によって資産価格が押し上げられ金融資産を「持つ者」は多大な恩恵にあずかり、「持たぬ者」は預金が目減りするばかり。それでも日本人は投資より貯蓄が大好き。投資のことをわかっていない人に限って「投資にはリスクが!」を連発する。そのような人たちに一言!あなたがわかっていないのは投資ではなく、お金に対する方向感覚なんですね。

素人にとって投資における最大の敵は「金融リスク」ではない。「お金がないから投資できない」ではなく「お金がないから投資をする」という発想でないと一生、資産形成はできない。余裕があるから投資をするのではない。余裕がないからこそ投資をする。この順番を間違えてはいけない。

2021.09.15 東京本社 「日本の家計を守る研究会」編集室

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