25日に閉幕した「平昌オリンピック」。

最後の最後にメダリストになったカーリング女子。

特に韓国で人気が出た藤澤五月さん。

緊迫した展開が続いた準決勝リーグ。

韓国戦に続いて銅メダルのかかったイギリス戦の第10エンドの10投目。

本人「あまり良くなかった」。

だが、結果はイギリスのスキップの失投で日本カーリング史上初のオリンピック銅メダル。

1ゲーム2時間30分以上かかるカーリングの役割の中でもスキップを担う藤澤五月さんの

強いハートには毎試合心をつかまれた。

「世の中に失敗はない。チャレンジしているうちは失敗はない。諦めた時が失敗である」

この言葉は【京セラ創業者　稲盛　和夫】氏の言葉である。

ソチオリンピックを逃した後の苦しさを乗り越え、故郷北見市から再出発を果たした彼女らしい

座右の銘だと思います。

彼女がいつ、この言葉に出会ったのかわからない。

けれど諦めなかった。チャレンジを続けた。失投と思ってもその言葉を信じたから勝てた。

合計11試合の力投を素直に彼女の座右の銘に当てはめて喜んであげようと思う。

全てのオリンピアンにも同じ気持ちを向けてあげたい。

相手の失敗を喜ばないのがカーラー。

スポーツはおそらくすべてがカーラーと同じ気持ちになる。

だから感動があるのだ。