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vol.752 小麦の奴隷

先月、久々に北九州市を訪れました。
北九州空港から市内へと向かう車窓から「小麦の奴隷」というパン屋が目に入りました。店の名前からすると店員は逃亡できないように、足首に重い鉄の玉のついた鎖でつながれて労働を強いられているのだろうかと想像しました。

奴隷の歴史を遡っていくと、古代ギリシアにたどり着きます。
古代ギリシアでは人々の生活に奴隷はなくてはならない「もの」でした。日本人の感覚では奴隷と聞くと、かわいそうとか暴力的な扱いを受けているといった悲惨なイメージを抱きがちですが、当時の奴隷制度を知ると一概にそうとは言い切れないようです。

「どうやったら効率的に奴隷を働かせることができるか」「こういう奴隷を買うとあとで自分が痛い目に合う」「奴隷と心を通わせるためのしつけ方」とか「奴隷の褒め方と罰し方」「奴隷を開放する(手放す)時期」など、主(あるじ)として、どうやって奴隷を教育し、導き、友好関係を維持するかといった奴隷のマネージメントに関する指導書も存在していました。いつの時代も経営者にとって従業員教育は悩みの種なのがよくわかります。

「自由」という概念は、このたった40-50年のごく短い間に発生した新しい権利であり発想です。
安倍政権以降、学術会議の任命問題に端を発して自由の危機が叫ばれています。それを象徴するかのような、真鍋氏のノーベル賞の受賞インタビューに僕は大きな衝撃を受けました。「日本にいると人間関係に気をとらわれ過ぎて自由に研究できない」。日本人は「みんなおんなじ」を「当たり前」と思い込んでいるから、本当の意味での自由の感覚や概念を理解できないのでしょう。

2022.02.04 東京本社 小林 誠

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