MENU

Mapダイアリー

MAP DIARY

vol.484 博多華丸さんが言ってたやつ

先日、10年来のお客さまのご自宅のリビングで奥さまと住宅ローンの返済計画についてご相談にのっている最中に親戚の女性の方が入室されてきました。

 

とてもはじめましてとは思えない親近感のあるご挨拶に、「感じの良い方だなぁ」と第一印象の大切さを再認識しながらお話しを進めていました。

その方もとても興味あり気にキッチンから聞き耳を立てて聞いていましたので、奥さまが「こっちでいっしょに聞く?」と言うと、即座に「そうする。」といってテーブルに腰掛けようとしましたので、ご挨拶させていただこうと思い、名刺を準備して立ち上がると、おふたり、キョトンとしています。

 

「なに大ボケかましてるんですか!?」みたいな顔をしています。

渾身のギャグが大スベリした時のような、あの雰囲気です。

「なんだかとんでもないことが起きているなっ!?」と、鈍感な方でもさすがに気付くぐらいのなかなかの空気になってしまっています。

全身の情報処理に関連する細胞を総動員して全力でその原因を探そうとしましたが、まったく状況が飲み込めずにいると、

 

奥さま:「中川さん・・・娘ですよ・・・(半笑)。」

 

中 川:「・・・(汗)??」

 

娘さま:「ご無沙汰してます。お久しぶりです(笑)。」

 

《 タケノコと、よその子供の成長は驚くほど早い! 》

 

我が社の代表お気に入りの博多華丸さんのギャグですが、まさにこれでした。

 

奥さまとは頻繁にお会いしていましたが、娘さんとはご契約時の10年ほど前、高校生ぐらいの時に1度だけお会いしたきりでしたので、私の記憶の中の娘さんのイメージはおそらく、その時の「高校生」で記憶が固定されていたのでしょう。

その成長ぶりにまったく気付けませんでした。

二度とこんなことがないよう、今回の出来事を分析してみます。

 

高校生から10年も経てば、随分大人になっているのは当たり前なのですが、私の脳の中ではきっとこんなことが起きていたのではないかと思います。

 

娘さんがいることは認識していながらも、リビングに入室されてきた女性が私の中の娘さんのイメージである高校生ぐらいではなかった時点で、ほぼ無意識に「娘さんかも」という可能性すら考えていなかったと思います。(この時点で、「あっ娘さんだ。」にたどり着く可能性は残念ながら0%になっています。)【ここまで約1秒】

 

次に、家族のように当たり前に入室してきたことから「ん!?この入り方は奥さまの友人だとしても、ちょっと敷居が低すぎる。友人ではないなぁ。」と思い、【ここまでで約2秒】

 

「だとしたら、この親密度からすると・・ははぁ~ん。わかったぞ。きっと親戚だろう。間違いない。ズバリ。奥さまの妹さんだな。」【ここまで約3秒】

と、いい気になって勝手に結論づけたのだと思います。

 

お間抜け過ぎる喜劇な悲劇でした。

 

その後、自分をフォローするため、博多華丸さんのギャグを披露して言い訳し、幸い爆笑の渦に包まれ、共感の元、その話題に花咲き、事なきを得ました。

 

思い込みの恐ろしさと子供の成長の早さを思い知らされる出来事でした。

 

みなさんも気を付けましょう。

2019.05.13 北九州支店 中川 成一郎

マネースクール随時開催!

将来の自分のために、お金の基本と工夫を学んでみませんか?
マネースクールに参加された方を対象に無料個別相談も行っています。
老後の不安や資産運用、住宅ローン相談など、各種お悩みをファイナンシャルプランナーが一人ひとりの状況に合わせてしっかりとアドバイスいたします。

開催スケジュールを見る

セミナー開催スケジュール