つみたてNISAの利用が若い世代を中心に増加しています。
金融庁によれば、2020年12月末時点のつみたてNISAの口座数は302万8,259口座と1年間で約1.6倍になりました。

2018年1月にスタートした制度ですが、世代別口座数の推移を確認すると総口座数に占める20〜30歳代の割合は、2018年末が39.6％、2,019年末が41.4％、直近で確認できる2020年9月末が44.2%と若い世代の口座開設が着実に増えています。
少額からの積立投資で非課税保有期間が20年間という仕組みゆえ、資産形成の必要性を感じている若い世代の利用が増加していることは良いことですね。

3年後の2024年にはつみたてNISAを含むNISA制度全体が新しい制度に移行するようです。
新制度におけるつみたてNISAは口座開設可能期間が現行の2037年から2042年まで5年間延長されるため、人生100年時代を見据えて若者の更なる利用促進が期待できそうですね。