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vol.604 廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)

今年の大河ドラマは幕末から明治の時代を描いていてこの時代の人々のエネルギーを感じます。
明治維新によって、日本の近代化は始まったのですね。
維新のうねりの中で名を残した人々の信念の強さとはいかほどのものだったのか想像もつきません。

わたしは観光として見る神社仏閣が好きです。仏像を見ると気持ちが浄化される気がするのです。
詳しくないしうんちくも語れないけど、歴史も含めて日本文化のアートとして見ても千年以上も前の人々の美意識の高さに感服してしまうのです。
明治維新の一部に「廃仏毀釈」という運動があったことで、信念の強さの出方が違うと美しいものを美しいと感じられなくなり、大儀名分のみで動くのかとやり切れない思いでいっぱいになります。

2021年は聖徳太子の1400回忌にあたり、ゆかりの寺院で法要が行われる(行われた)と知りました。屈指の観光名所でもある「法隆寺」が100年前の1300回忌の際に明治政府による「廃仏毀釈」によって寺を維持するのが苦しく、かの「渋沢栄一」が立ち上がって無事に法要を行った記事を読み、「廃仏毀釈」とは?と調べたところ、「寺院、仏像、経典を破棄し仏教を廃すること」と知りました。

なぜ、「廃仏毀釈」が起きたか。江戸幕府から天皇中心の政治を行うことになったから。
「神仏分離」の考えによって仏教は外来のものとされてしまったから。

私たちの生まれるずっと前に歴史のあるお寺や美しい仏像などが明治維新の「王政復古の大号令」のおかげで跡形もなく消えていたという事実にがっかりしました。それは、都であった京や奈良だけでなく日本全国に及んだという事も。近代化と引き換えに日本文化(芸術)をいとも簡単に壊してしまう集団心理に怖さを覚えました。
無宗教だし学者ではないのでこれ以上は言いません。
明治維新の「廃仏毀釈」がなければ、景色も心ももっと豊かで美しい日本が見られたかもと思うばかりなのです。

2021.06.08 宇都宮支店 皆川 亨子

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