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vol.453 もっと雑な仕事をした方がいい、と思える時がある

「雑」というのは大抵の場合、悪い意味で使われる。
反対の言葉は「丁寧」でしょうか。こちらは褒め言葉として使われる。 
「仕事が丁寧」とか「丁寧な仕事」といえばプラスにとらえられることが多いが、必ずしも
そうとは限らないという話をしたい。 
 
 
仕事の評価に対して「丁寧さ」を自慢するのは、他に自慢できることがないからだと思う。 
または一生懸命やったのだからその努力も評価して欲しいという甘えに過ぎない。
違うだろうか。 
そんなことはわざわざ口に出して言うべきことじゃないし、プロデュースする側がその程度
のことに一喜一憂しているようではアマとしか言いようがない。 
 
 
時間をかけて丁寧に仕上げようが、短時間で雑に仕上げようが、最終的な仕上がりのレベル
こそがその商品なりサービスの質を決定する。 
準備も含めた、手際の良さもプロとしての資質の一つです。料理だって時間をかけて丁寧に
作っても、おいしく仕上がるとは限らない。 
実際、料理のうまい人は短時間で一定レベルの味を作り出す。 
 
 
これは人に物を説明する時も同じことが言える。周到な事前準備をして、時間をかけた、
丁寧な説明だと理解度が高くて、手持ちの知識のみを使った、手短で、簡潔な説明だと
雑で理解度が低いとは限らない。いや、むしろ逆の方が多い! 
 
 
うまくいかなかった説明なりセミナーを後で振り返ってみると、余計な「丁寧さ」があった
ことに気が付く。 
雑な説明だと思われたくない、専門家なのにそんなことも知らないと思われたくない、何とか
興味を持ってもらいたいという説明する側の我欲が出てしまい、話のところどころに細かい、
余計な、丁寧な説明を入れている。 
 
 
細かく、具体的で、丁寧な部分が、うまく作用することもあるが、だいたいは空振りに終わる。
余計な「丁寧さ」が時間を引き延ばし、相手の理解を妨げる障害になっている。逆効果ってやつです。 
適度な雑味を絶妙な加減で演出していけたらいいなぁと考えています。
2017.06.19 東京本社 小林 誠

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