1月25日水曜日、朝方5時ごろ。15年間実家で飼っていたチワワのミュウは、ずっとそばで看病していた母にもお別れを言わずに旅立った。まるで母を思いやるように。

私の子どもたちと共に成長し、兄弟のような存在だったミュウ。

初めて来た頃は、真っ黒で本当に小さかった。

10歳を過ぎたころから、心臓の薬を飲み始めた。

真っ黒だったミュウの体に少しずつ白髪が増え、動きも遅くなり声すら出なくなっていった。

そして、老いが更にミュウを襲い白内障、最後は腎臓の透析まで…。

体は小さかったけど本当に頑張り屋さんだった。

その頑張りは残された私たちにとってこれからの人生に必ず大きな支えになるはずだ。

最後のお別れの時。

大好きだったおやつ、飽きずによく遊んでいたおもちゃを持たせてあげた。

だけど「リード」だけは持たせずに見送った。

それは行きたかった、思いっきり走りたかった場所にこれからは自由に行けるようにと母の想いがあったからだ。

ミュウ

お友達はたくさんできましたか？

ご飯はたくさん食べていますか？

楽しく走り回っている姿を想いながら私たちはこれからも頑張って生きるよ。

天国で見守ってね。

ありがとう。